西三河野生生物研究会事務局のブログ

西三河野生生物研究会事務局のブログです。活動の予告や報告、連絡などを掲載します。

西三河野生生物研究会

第10回観察採集会「茶臼山ライトトラップ」のご案内

  大変暑い時期を迎えております。
いかがお過ごしでしょうか。本年度の第10回観察採集会を、茶臼山でのライトト
ラップとして以下のように開催いたします。9月のはじめはまだ残暑が厳しい時期
ですが、茶臼山高原は標高もあって昼夜を問わず涼しい環境です。季節的にカト
カラ類やフン虫等が飛来するかも知れません。
 皆さまの参加をお持ちしております。

1 期 日:2022年9月3日(土) ※ 雨天時は中止

2 目的地:茶臼山豊根村) 旧愛知県茶臼山野外活動ロッジ付近

3 担当者:原田究さん(西三河野生生物研究会・三河昆虫研究会)

4 集 合:18:00 現地集合。交通手段でお困りの場合は事務局にご相談ください。
https://www.google.co.jp/maps/@35.2268119,137.6599518,612m/data=!3m1!1e3

5 日 程: ※原則として予定です。当日、変更になることもあります。
ライトトラップ設営18:00少し前から始めます。
できる方は組み立てのお手伝いをお願いします。
点灯時間は18:30〜未明
各自の判断で終了・帰宅してください。なお、可能な方は片付けをお手伝いくだ
さい。行き帰りの道中は交通安全に十分に気をつけてください。

6 その他
・現地は標高が1000mほどあります。羽織る上着等をご持参ください。
感染症予防や熱中症の対策は、各参加者の責任で行ってください。
・周辺に食料などを購入できる店舗等はなく、飲料水や夜食は各自で持参してく
ださい。
・参加を希望する方は、前日までに事務局までお知らせください。現地までの
交通方法等でお困りの方はご相談ください。
・天候等で変更・中止がありえます。その場合、MLやこのブログなどでお知ら
せします。
・なお、本件についてのお問い合わせは、研究会事務局までお願いします。

2022年度第9回観察採集会「段戸裏谷ライトトラップ2」のご案内

原田さんに担当していいただき、第9回観察採集会「段戸裏谷ライトトラップ2」とし
て、以下のように開催いたします。夏の山地性のガ類や甲虫類の飛来が期待されます。皆さまの参加をお持ちしております。


1 期日:2022年7月30日(土)
2 目的地:段戸裏谷(設楽町
3 担当者:原田究さん
4 集合:18:00 ※ 今回も現地集合です。
段戸湖駐車場愛知県北設楽郡設楽町田峯字段戸1-1
https://www.google.co.jp/maps/@35.1199467,137.4779061,249m/data=!3m1!1e3
5 日程:
ライトトラップ設営18:00少し前から始めます。
できる方は組み立てのお手伝いをお願いします。
点灯時間は18:30〜未明
各自の判断で終了・帰宅してください。なお、可能な方は片付けをお手伝いください。
※ 原則で予定です。当日、変更になることもあります。
6 その他
・現地は標高が900mほどあります。羽織る上着等をご持参ください。
感染症予防や熱中症の対策は、各参加者の責任で行ってください。
・周辺に宿泊施設や食料購入できる店舗等はなく、飲料水や夜食は各自持参してください。
・参加を希望する方は、前日までに事務局までお知らせください。現地までの交通方法でお困りの方はお知らせください。
・天候等で変更・中止がありえます。その場合、MLや事務局ブログなどでお知らせします。
西三河野生生物研究会事務局のブログhttps://nishimikawayaseiken.hatenablog.com/
・なお、本件についてのお問い合わせは、研究会事務局までお願いします。

第7回観察採集会 作手観察会・ライトトラップ報告



7月2日11:00~7月3日の早朝にかけ、見出しように第7回観察採集会を実施しました。

 今回の集合場所は、作手清岳の道の駅「つくで手作り村」。まず、近くのJAでお弁当購入のために寄りました。ここのJAでは山崎さんに作手の名物食材を教えてもらいました。

 山崎隆弘さんの案内で岡崎市との境にある巴山でお弁当を食べながら採集観察を行いました(写真)。その後は、川尻城趾に場所を移して採集観察を行いました。

 昼間の部を終えてから、夕食を買い込み、山崎さんの別荘へ移動。途中の道路が通行止めになっており、山の中の迂回路を使うことになりました。「夜参加」の皆さんたちも合流し、ライトトラップの設営・運用が始まりました。この夜のライトトラップは、山崎さんの別荘と少し離れた川沿いの2ヶ所で設置しました。

 原田さんが今回の作手に持ち込んだライトトラップは、装備をいくつか増やした「強化型」だったそうで、彼の今回の観察会に対する意気込みが分かります。ただ、今回の「作手ライトトラップ」は時期・天候などの条件がよかったにも関わらず、クワガタムシやカブトムシなどの飛来数は意外にも少ないものでした。しかし、スクリーンにはヘビトンボやカワゲラ類・トビケラ類・カゲロウ類がたくさんとまり、蛾類はいろいろと飛来して、特に上翅に銀色の斑紋が美しいギンモンスズメモドキは数が多く、スズメガ類もホソバスズメの仲間が複数種でやってきたり、ビロードスズメ・ヒメククチバスズメモモスズメ・クルマスズメなどが多数来たりしていました。タッタカモクメシャチホコも何頭か飛来していて、状態がよく最近羽化したものと思われます。夜が更けてくると、ゴホンダイコクコガネやエンマコガネの仲間も飛んできていて、形の面白さからみなさんに人気でした。これらの甲虫はスクリーンから少し離れた場所に降りることも多いようで、不運にも踏まれてしまった個体もいくつか見られました。

 今回の観察会を実施する似たあたり、ライトトラップを設営運営していただいた原田さん、別荘をお貸しいただいた山崎さん、参加者の名簿を整理・入力いただいた島田先生、また、高橋さん親子・原谷さんにはライトトラップの設置・撤収を手伝っていただきました。みなさんに感謝いたします。

 

 なお、覚えている方もいると思いますが、前日の夜からKDDIが通信障害を起こしていて、事務局の携帯電話が使えず連絡が取れない状況でした。関係の皆さんにはご迷惑をおかけしました。

7月23日(土)は第49回サロンです。講演「植物たちの繁殖戦略 ~ツユクサを例として ~」のご案内

皆様

 7月23日(土)は第49回サロンです。会場は安城市民交流センター1階活動室で開
催いたします。
 今回は愛知教育大学の常木先生に「植物たちの繁殖戦略 ~ツユクサを例として
~」と題して講演していただきます。
以下は今回の講演について常木先生からいただいたメールです。
「植物は動物とは異なり、水と光さえあれば生きるために必要なエネルギー源を
つくることができます。一方で、生きるためにはたくさんの光エネルギーを獲得
しなければならないので、ソーラーパネルをたくさんつけたような構造をしてい
ます。そのため、簡単に動くことは難しくじっと動かない生活をしており、動物
とは少し異なる工夫が必要になってきます。例えば、動物のように繁殖相手を探
しに出かけたり、敵から逃げたりということはできないので植物なりの戦略をも
って生きています。今回は、ツユクサを例としてそんな植物たちの生き方を少し
紹介できたらと思います。」

 1F活動室には17:00から入室できます。
 Zoom情報は以下です。こちらは18:00少し前ぐらいから「入室」できます。
 皆様のご参加をお待ちしております。
 
https://us05web.zoom.us/j/86825926257?pwd=M2pYdUNWR0FubExub3RheERINmhpUT09

ミーティングID: 868 2592 6257
パスコード: rV6Vfv

 

6月25日(土)は第48回サロン ツヤハダゴマダラカミキリについての講演会

 6月25日(土)は第48回サロンです。会場は安城市民交流センター1階活動室で開
催いたします。
 今回の講演は、国内で分布を拡大中の外来生物ツヤハダゴマダラカミキリにつ
いて、金田吉高さんからお話ししたいただきます。なお、金田さんにご案内をい
ただき、7月9日(土)の第8回観察採集会としてツヤハダゴマダラカミキリの観察会
を行います。
仮題:「ツヤハダゴマダラカミキリについて」
 17:00から入室できます。

 Zoom情報は以下です。こちらは18:00少し前ぐらいから「入室」できます。

https://zoom.us/j/92387545941?pwd=K1RpL0N6UzM0Y0lWWG1KR0REZlk0QT09

ミーティングID: 923 8754 5941
パスコード: 8sRQ4r

なお、Zoomが40分間で接続が切れる関係で、会の進行も40分で休憩を入れます。
同じID・パスコードで繰り返し「入室」をお願いします。

 

第5回観察採集会「渥美半島」報告

 6月11日(土)は2022年度の第5回観察採集会「渥美半島」でした。目的地は豊橋市細谷海岸と田原市泉福寺および田原市伊川津でした。 集合場所の道の駅「とよはし」 には予定よりも大幅に早く到着して、時計を見るとまだ9 時を少し過ぎたばかりでした。集合時間の10時にはずいぶん時間があったので、しばらく道の駅の中を見て回りました。産直コーナーをはじめ、いろいろ特産品が並んだお店は、それでも時間までに全て見るには無理があり、私がこれまえに見た道の駅の中では、最大級のものでした。活気に満ちていて、道の駅というより、人気のスーパーという印象です。朝の9時過ぎというのに駐車場はほぼ満車で、ずいぶん離れた場所に車を置いて歩くことになりました。 なお、今回の観察採集会の参加者は11名で、三河生物同好会の瀧崎さんも参加していただけました。
 東三河は自然環境が豊かな地域が多く、特に渥美半島は何度訪れても景色を眺めるだけでも楽しくなります。 最初の観察地点は細谷海岸で、道の駅からは車で15分ほどの場所にあります。連なった低い丘陵地が迫った外海に面した砂浜の海岸線です。近年、NHKの朝ドラのオープニングに出てきた海岸線が近くにある場所です。砂浜に打ち上げられた海藻類の下に、ハマベゾウムシを見つけることができるそうですが、残念ながらこの日は浜に打ち上げられた藻が少なく、山崎さんが持参された標本を見せていただきました。周辺の散策で、菊池さんは黒っぽいスズメガの幼虫を見つけたようで、見せてもらいましたが種名がわかりませんでした。原田さんが帰宅後に調べたところ、エビガラスズメの幼虫のようでした。
 田原市伊川津に移動して、三河湾に突き出した半島部分の先端でお弁当時間になりました。先端部分には三河湾を眺められる場所がありベンチまで置かれていました。グミの仲間やトベラヤマブドウ・エノキなどが茂った環境が拡がっており、山崎さんは熱心にたたき網で採集活動をしていて、この場所を調べて報告としてまとめられたいようです。
 金森先生・堀田先生と瀧崎さんと事務局は、泉福寺に向かいました。 ここでのねらいは、堀田先生がかねてより気になっていたハチジョウベニシダを確認することでした。境内には大きなオガタマノキがあり、県内では数少ない自生のものであると瀧崎さんから 説明を受け、金森先生が見入っていました。泉福寺の周辺はうっそうと茂った常緑樹の森で、独特の環境でした。
 一方で、貝ノ浜では山崎さんたちがビーディングをしていましたが、雨が強くなってきて散会となりました。また、貝ノ浜では、花をたたくと落ちるゴキブリが採集され、菊池さんに渡していたとのこと。
 散会後、原田さんと原谷さんは、山崎さんに案内されかつてオオヒョウタンゴミムシが採集された伊良湖岬周辺のフィールドをまわったそうです。
                                                                             (文責:小鹿)

第7回観察採集会「作手LTおよび観察会」のご案内

山崎隆弘さん・原田さん・島田さんに担当していただいて、本年度第7回観察採集
会を新城市作手で以下のように開催いたします。
予定では日中は山崎さんに案内をしていただき、作手のポイントを巡ります。夜
間は山崎さんの別荘や鳴沢の滝付近でライトトラップを行います。季節的にもカ
ブトムシ・クワガタムシを含む甲虫・蛾類等の多様な昆虫類が飛来すると思われ
ます。

1 期 日:2022年7月2日(土) ~3日(日)
2 目的地:新城市作手
3 担当者:
山崎隆弘さん(三河昆虫研究会副会長・西三河野生生物研究会幹事)
原田究さん(西三河野生生物研究会・三河昆虫研究会)
島田知彦さん(愛知教育大学・西三河野生生物研究会幹事)

4 集 合:11:00 ※ 今回は現地集合です。
新城市作手清岳ナガラミ10 − 2 道の駅「つくで手作り村」駐車場
https://www.google.co.jp/maps/@34.9633599,137.4208855,940m/data=!3m1!1e3

5 日 程:開会 11:00 あいさつ・説明
午前の部作手観察ポイントへ
昼食(弁当を持参してください)
午後の部作手観察ポイントへ
観察後、作手 JA へ買い出しを予定(夕食・朝食を買い込みます)
山崎さんの別荘へ移動
ライトトラップの設営は18:00少し前から始め、18:30ころから点灯します。
※ ライトトラップは山崎さんの別荘付近と「鳴沢の滝」付近で行う予定です。

6 その他
・ライトトラップでは、長袖・長ズボン・帽子などの着用をお願いいたします。
虫除けなども各自の判断でご持参ください。天候によっては雨具をご用意くださ
い。
感染症対策は、各参加者の責任でお願いします。熱中症に注意しながら人との
距離が近づく場合は、マスクを着用してください。
・周辺にコンビニなどがありません。作手Aコープに買い出しに寄ります。食料
や飲料水等はそこで購入していただくか、各自でご持参ください。
・昼間だけ、あるいはライトトラップからの参加も可です。ライトトラップに参
加される場合は、簡単な寝具をご持参ください。
・天候などの条件で変更・中止があります。その場合はメーリングリストや事務
局ブログなどに掲載します。
西三河野生生物研究会事務局のブログhttps://nishimikawayaseiken.hatenablog.com/
・参加希望は、なるべく前日までに事務局までお知らせください。
・なお、本件についてのお問い合わせは、研究会事務局までお願いします。