今日(9月14日)は、第6回の観察採集会でした。今回の参加者は3名で、田中
会長と堀田副会長に事務局の小鹿でした。
天候もよく、3連休の初日ということもあってか、一色の港には島へわたる人
も多く、臨時の便が出されるほどでした。
一色港から約20分ほどで、佐久島の西港に上陸、主に島の周囲の道路を徒歩
で移動しながら、堀田先生も田中先生もそれぞれ目的の採集観察をしながら、移
動しました。
島にはノカンゾウの花がピークのようで、黄色からオレンジの花を咲かせてい
ました。
北側の海岸には一部砂浜がありますが、ここでは打ち上げられた海藻類の下に
潜んでいるたくさんの海浜昆虫類を観察できました。さらにもう少し高い位置に
はハマヒルガオの群落があり、その下の砂地を海浜性のゴミムシダマシ類が忙し
そうに歩いていました。
同じ砂浜でアリジゴクの形をした虫を見つけました。おそらくは海浜性のオオ
ウスバカゲロウの幼虫と考えられます。
帰りは一色上陸後に、少人数の気楽さを活かして西尾市の鳥羽町周辺で採集を
行って来ました。
ハマヒルガオの下を歩いていたゴミムシだましの仲間